心臓MDCT(マルチディテクタCT)検査について
近年、画像処理技術とコンピュータ技術の進歩により、循環器領域においてもCT、MRIといった非侵襲的画像診断法が注目されております。 以前よりX線CTで心臓を画像化する試みはありましたが、検査のためには息止め時間が約40秒と長く、また画像を作成するまでに膨大な時間を費やしておりました。
このたび、当院が導入いたしましたCT装置は、世界で初めて、約5秒の息止め時間で心臓検査を行うこを可能にした最新型の装置です。 この装置により、患者さまの負担も軽減され、検査時間も短縮できるようになりました。 僅か数秒の心臓全体のスキャンで、冠動脈血管内腔や冠動脈壁が鮮明に見られるようになりました。
また、フィリップス社製およびテラリコン社製の最新のワークステーションを導入したことにより、短時間で冠動脈CT血管造影(CTA)の解析を行うことができるようになりました。 さらに、冠動脈の狭窄、プラークの同定、心機能、心筋性状など、新しい情報も患者さまに提供できることが可能になりました。