冠動脈CT(マルチディテクタCT)検査について

 狭心症や心筋梗塞といった、心臓血管の動脈硬化(冠動脈硬化症)からくる疾患は、死亡率の高い病気として知られています。 これまで冠動脈硬化症の有無は、血管内にカテーテルを挿入する心臓カテーテル検査を行っていました。

 

 近年開発されたマルチディテクタCT検査では、カテーテルを用いず、点滴から造影剤を投与しながら、約5秒間の息止めの間に撮影を行い、冠動脈の画像が得られるようになっています。

 

 狭心症の患者さん、糖尿病、高血圧症、高脂血症、メタボリックシンドロームなどがあり、冠動脈疾患を強く疑う患者さんが良い適応と考えます。

 

 血管の高度石灰化があると評価が困難なことがありますが、初回の検査としてカテーテル検査にとって変わりつつあります。